2026コレクション展 第2期「みんなのMuseumプロジェクト企画『みる』をあじわう」
「みんなのMuseumプロジェクト」では、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もがアートを楽しむ環境づくりを推進してきました。本展は、当館のコレクションを視覚(肉眼)だけでなく、多様な感覚を使ったり、他者の視点に触れたりするアプローチで鑑賞することで、作品の背景へと想像を巡らせ、新たな見方や理解を深めることをねらいとしています。こうしたアクセシビリティを向上させる工夫を、一般的な「障がいのある方への支援」としてだけでなく、すべての人が作品をより豊かにあじわうための「新たな鑑賞の手がかり」として位置づけました。本展では誰もが安心してアートを味わうことができるインクルーシブな鑑賞空間の創出を目指します。
会場
秋田県立近代美術館 6階展示室(秋田ふるさと村)
会期
2026年8月14日(金)~11月1日(日)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
構成
第1展示室 からだじゅうでみる
皆川嘉博《土の水による膨張》(1992年)、佐々木英《秋の日》(1978年)ほか
第2展示室 作者が“みていたもの”をみる
小田野直武《不忍池図》(1770年代)、小田野直武《岩に牡丹図》(1770年代)、小田野直武《鱒図》(1770年代)、横山津恵《珊瑚礁Ⅳ》(1981年)ほか
第3展示室 他者の視点でみる、そして新しい自分の視点でみる
福田豊四郎《六月の森》(1936年)、河村千代三《残雪の花》(1956年)、葛西康《雪讃歌D》(1964年)、金沢秀之助《樹下弾琴》(1966年)ほか
観覧料
無料
関連イベント
本展では以下の関連イベントを行います。Googleフォーム、もしくはお電話(0182-33-8855)でお申し込みください。お電話でお申し込みの際には、参加したいイベントの番号、お名前、年齢(学年)、電話番号をお伝えください。
①「『みる』をあじわう」対話による鑑賞会(要申し込み 先着10名)
9月19日(土)13:30~14:30
作品をじっくり眺めながら、感じたことや発見したことを自由に語り合う鑑賞プログラムです。認知症のある方やご高齢の方をはじめ、美術館での鑑賞が初めてという方も大歓迎です。ぜひ気軽にご参加ください。
②視覚に障がいのある方との対話による鑑賞会(要申し込み 先着5名)
10月3日(土)10:30~11:30
見える人、見えづらい人、見えない人が一緒に作品を囲み、感じたことや発見を言葉で語り合う鑑賞プログラムです。
言葉を通して互いの視点や印象の違いを共有し合うことで、一人では気づかなかった作品の新たな魅力に出会えます。
③さわって、みがいて、あじわって 大理石のペーパーウェイト作り
10月25日(日)13:30~15:00(要申し込み 先着10名)
本展の展示作品《こんにゃく石 —浮遊する虚体 ’93-Ⅲ》に使われている「大理石」を使って、オリジナルのペーパーウェイトを作ります。
実際に石に触れて磨き、その重みや質感を体感してみましょう。素材の魅力を知ることで、展示作品がより身近に、新たな発見とともに見えてくるかもしれません。

